貰い風邪してしまって寝込んでるうちに今週が終わってしまったnyorosukeです。
季節の変わり目は気をつけないといけないなーと思いつつ、風邪なんて滅多にひかないのでどうしていいかわからずぐったりでした。情けない(x_x
今日は暖かかったので、涼しくなりそうな記事をお届けします。
天岩戸
凄くざっくりとした説明ですが…
日本の神話に出てくる太陽神「アマテラス」が治める高天原に、自分の兄弟の中の末っ子「スサノヲ」がやってきた。
しかしこのスサノヲ君があまりにも悪さをするもんで、アマテラス姉ちゃんは「モウシラネ(‘A`)」って怒って引き篭もることを決意。
天岩戸|Д’) |<もう知らね!!
天岩戸||三 ピシャッ!!
太陽神が隠れちゃったもんだから高天原が真っ暗で大変。さーどうしよう。
…というお話です。すんごいざっくり。
最終的には皆の協力のおかげで天岩戸から天照を出すことに成功し、めでたしめでたしになるんだけども、今日はその隠れたと言われる「天岩戸」と呼ばれる場所のひとつをご紹介。
そうなんです。天岩戸と呼ばれる場所も、全国に複数存在します。
機会があれば他の天岩戸にも足を運んでみたいなー。
アクセス
google mapでは「天の岩戸」もしくは「恵利原の水穴」で検索すると出てきます。
天の岩戸(恵利原の水穴)駐車場までは、車で伊勢神宮から約20分程です。
伊勢道路を伊勢神宮方面から参りますと、下り坂カーブの途中右手鋭角での進入になりますので、右折の際はご注意を。
途中に擦れ違える場所はいくつかありますが、道幅は狭めでカーブミラーが少なめなので、その点も併せてご注意を。
バスをご利用の場合は、三交バス「天の岩戸口」バス停で下車後、徒歩約15分程です。
駐車場到着
割と広々とした駐車場。左奥の小屋はお手洗いです。
左手に車が止まっていたので切れてますが、左手にも何台か駐車できます。全部で20台くらい駐車できるのかな。
平日の夕方ということもあって空いていますが、1日に何組も訪れる場所のようです。
管理人さん等はおりませんので、車上荒らしにはご注意を。
天岩戸(恵利原の水穴)へ
ここから天岩戸までは徒歩で向かいます。
案内板を見るとここから天岩戸(水穴)まで徒歩7~8分、風穴まで15分とのこと。
入口左手には竹杖が置いてあります。
天岩戸(水穴)までの観光であれば、特に不要です。
奥にある風穴まで行かれる予定で山道が不安な方は、持っていくと心強いかもしれません。
尚、小さな看板にはペット連れ込み禁止の記載がされています。
ペットと旅行中の方はご注意ください。
左手を流れる川の水は澄んでいて、小魚が泳いでいます。
清らかな空気に満ちた参道は、天然の涼しさが心地良い。
流れる水の音と鳥の囀りだけが響く静かな空間が、都会の喧騒を忘れさせてくれます。
天岩戸までの参道はそれほど長くなく舗装路ですので、普段歩き慣れていない方でも安心。
鳥居を潜るともう少し。
画像中央は「みそぎの瀧」です。ここで修行される方もいるのかな。
この右手の階段を上ると天岩戸(水穴)に到着です。
そしてまたしてもやらかしたnyorosukeさん。
水穴の画像がないYO\(^o^)/
ズーン… |||○| ̄|_
鳥居の後ろに数十cmほどの穴がぽっかりと口を開けています。
こちらがここ恵利原にある天の岩戸。
人が体を屈めて入れそうな穴を覗くと、どこまでも続いていそうな暗闇が広がっています。
よくこんな暗いとこ入ったな…怖くないのかな…(-_-;)とひとり思うnyorosukeさん。
そしてこちらの天岩戸は、恵利原の水穴として名水百選にも指定されています。
天岩戸(水穴)からはひんやりとした空気と一緒に滾々と清水が流れ出ていて、2本ほど竹が差し込まれているので、そちらより水を汲んで持ち帰ることができます。
※こちらの水は飲用可能ですが、大腸菌が検出される時もあるため、生水で飲むのは控えましょう。
味も良好なので、その場で天然の冷たさと共に味わいたい!という気持ちもありますが、グッと我慢デス。
風穴へ
ここからはトレッキングとなりますので、風穴に向かわれる方はスニーカー等の歩きやすい靴でお越しください。
天岩戸までの参道のような幅広く舗装された道ではありませんので、雨の後等はご注意を。
天岩戸(水穴)右手より階段を上っていきます。
トレッキングに慣れている方の場合は、高低差は殆どないと言っていいくらい。
道はしっかり踏み固められ、手入れもされているので歩きやすく、分かりにくい箇所には看板が立っています。
途中左手に鳥居が出てきますが、看板のとおりに進めばOK。
道中特に何もないので少し長く感じますが、気にせず黙々と進みます。
女子一人旅の場合はちょっと寂しくなるかも…
この日は特に何にも出会いませんでしたが、蛇などにはお気をつけて。
左に折れるヘアピンカーブと上りがきたら、もう一息。
登りきれば到着です。
こちらが風穴(ふうけつ)。
穴の奥からは水穴同様、涼しい風が吹いています。じんわりと汗の滲んだ体を冷やすとなんとも気持ちがいい。
そっと耳を近づけると水の流れるような音が聞こえるので、下の天岩戸(水穴)まで繋がっているのかな~なんて思ってみたり。
天照大神が天岩戸から出てきた後、再び入れないように縄を張ったのが注連縄の由来とされているそうですが、ここで見ると一層天岩戸感が増します。こちらは風穴ですが。
感想&まとめ
平日の夕方だったため各場所で1組程度と擦れ違う程度でしたが、飲料水を汲めることと観光地という二面を持っているため、それなりの人が訪れるようです。
空いている時間を狙えば貸切のような空間を楽しむことができますヽ(‘-‘*)ノ
混雑が苦手なnyorosukeには大事なポイントです。
これからの暑くなる季節、自然の涼しさを求めて一度訪れてみるのはいかがでしょうか。
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