ここ数ヶ月前から、便器内がすぐ黒くなることに困っていたnyorosukeさん。
トイレ掃除をしてみたり、香り付き洗浄剤がダメなんだろうか?と頭を悩ませてみたり。
そしてとうとう答えを導き出すことに成功。
それは意外と近いところに潜んでいました…
便器内の黒ずみ。答えはこんなところに…
\ジャジャーン/
答えはトイレタンクでした。
トイレタンクって掃除したことありますか?
覗いたことはあれども、掃除したのは…にょろすけにとってはおそらく初めての経験。
実は、水を溜めているトイレタンクの中は1年中ジメジメ。
水垢やカビが発生しやすい場所なんです。
トイレタンクの中に汚れが溜まっていると、便器汚れの原因になってしまいます。
外をしっかり掃除していても、内側が汚れていれば便器が汚れるのも頷けますね。
今回は3年半掃除していなかったタンク内を掃除したいと思います。
準備するもの
必要なものはすべて大体どこの家庭にでもあるものなので難なく揃います。
タンク内は深いので、ゴム手袋は袖がなるべく長いものを用意しましょう。
100均や300均でもこんな可愛いゴム手袋が揃います♥
洗剤は裏側に液性が書いてあるので「中性」と書かれたものを選びます。
いつも使っているトイレ用洗剤が中性タイプでしたので今回はそれを使用しました。
中性であれば台所用洗剤やその他洗剤でも問題ないでしょう。
アルカリ性や酸性の洗浄力は強力ですが、パイプや樹脂部分などを傷めてしまう場合があります。
カビ等が酷い場合等はケースバイケースで上手に使い分けてくださいね。
ブラシは古くなった歯ブラシと舌ブラシの2本を用意しました。
歯ブラシの細さは入り組んだ奥にも入り込みやすいのがgood!
範囲が広い時は舌ブラシで一気に磨き、使い分けることで相性抜群でした。
欲を言うなら「く」の字ブラシがあると角や隅、凹凸部分がもう少し磨きやすかったかな。
ドライバーに関しては10円玉1枚あれば十分です。
長年掃除してないYO!中が真っ黒だYO!という人は迷わずマスクを準備しましょう。
タンクを開けて掃除を始めると悪臭が漂います。
大雑把さんは一気に広範囲を掃除できるスポンジは魅力的。
タンク内は入り組んでいるので、用意する時は柔らかいものを選んでくださいね。
傷も付けにくいし、狭い場所にもスルッと入っていけるものが便利です。
トイレ掃除シートは水をかけられない部分を掃除する時に。
タンク内が二重になっている場合など、直接水がかけにくくなっている部分もあります。
さっと拭いてそのまま捨てられるシートは便利です。
水差しは、トイレの手洗吐水口に繋がるホースが上手に使えない場合に必要になります。
STEP1 止水栓を閉める
それでは掃除を始めていきます。
まず一番最初にすることは、水を止めること。
止水栓は基本タンク周辺の床や壁にあります。
我が家は床にありました。
ここからタンクへ水を送っているので、溝にドライバー(無ければ10円玉など)を入れて右へ回し給水を止めます。
閉:時計回り(右)
開:反時計回り(左)
溝の向きに関わらず、回らなくなるまでキッチリと回します。
少しだけ排水してみて水が出ないようならばOK。
(長期間掃除してない方は、タンク内の水はすべて排水せず残しておいた方が掃除しやすいです。)
STEP2 タンクの蓋を外す
まずはタンクの蓋を外して掃除していきます。
陶器製の場合は重いので落としたりして割らないように注意しましょう。
蓋のみのタイプは持ち上げるだけで取り外せるので簡単です。
手洗い付きタイプは手洗い管に水を送るためのパイプで繋がっているので、少し持ち上げて中を確認しながら取り外します。
早速黒カビ発見(0_0)!
取り外した蓋は、洗面台に運び洗います。
レンチが無くナットが外せなかったため今回は取り付けたまま洗います。
中性洗剤を使ってブラシやスポンジで洗っていきます。
洗剤で落ちなかった黒カビ部分は、素直にカビ取り剤を使うことに。
洗った後はしっかり乾燥させます。
乾燥させてる間にタンク本体の掃除へ…
STEP3 タンク内部を洗う:洗浄準備
\ジャジャジャジャーン!!/
3年半分の汚れを溜め込んだトイレタンクです。(見苦しくてすみません)
水垢と黒カビ。そして底に黒いふよふよとしたヘドロのようなものが溜まっています。
こんな状態じゃ便器内もが黒くなるのも当然ですよね…
洗浄の際に利用するため、手洗い管へ水を送るホースをゆっくりと取り外します。
取り外さずに使用できそうな場合はそのままでも良いかもしれません。
その際はコップ等を被せると、水量調節の際に水がタンク外に零れるのを防止できます。
タンクから水が溢れたり零れたりしないよう注意しながら、水量を調節していきます。
少しタンクの水を減らして給水される状況を作り、様子を見ながら止水栓を少しずつ開いていきます。
自分は水量調節時や不使用時、ホースをオーバーフロー管に差し込んでました。
オーバーフロー管は、何らかの理由によりタンク内への給水が止まらなくなった時、タンク内の水を便器へ排水してくれる管。
ここに差し込んでおくことで、タンク内に水が溜まらず直接便器に流れてくれるので、掃除の際はとっても便利です。
タンク内部が比較的きれいな方はSTEP4へ進んでください。
長期間掃除していない方はこのように黒いふよふよが浮いていたりします。恐怖!
まずはこれをザザーッと流してしまいましょう。
手洗いホースから出る水を当てると簡単に剥がれていくので、トイレの水を流しながらタンク内から外へ流していきます。
水で流しただけですが、かなりスッキリしました。
さっきまで真っ黒だった底が見えています。
ここまできたら後はひたすら洗うのみ!
STEP4 タンク内部を洗う:洗浄
それでは隅々まで洗っていきます!
我が家のトイレタンクは二層になっていて上部は水がかけにくかったので、上部の掃除は隙間に水が入り込まないよう気をつけながらブラシと掃除シート等で行いました。
上部の掃除がある程度完了したら、タンク下部の掃除に取り掛かります。
水流のみで取りきれなかった汚れをブラシやスポンジを使って大まかに取り除いていきます。
水垢などが落ちて、ブラッシングだけでも随分きれいになりました。
ここまできたらあと少し!
汚れに洗剤を吹きかけてジャブジャブ洗っていきます。
浮玉の裏やフロート弁(タンク内の水を便器内に排出させる弁)周辺、タンク四隅にある出っ張りなど意外と凸凹している部分が多く苦戦しました(^^;)
画像ではわかりにくいですが泡だらけ中の写真。
流した後どれだけきれいに仕上がっているかが楽しみになる瞬間。
隅々まで洗った後、洗剤が残らないようにすべて流し終えたらタンク内の洗浄は終了です。
STEP5 洗浄完了
\パンパカパーン!!/
始めの真っ黒状態と比べると随分きれいになりました!
どうせすぐ水を溜めるんだけども、折角掃除したので水面より上になる部分は水気をきれいに拭き取ります。
止水栓をもう一度閉め、水を止めたら元通りに戻し蓋を被せます。
トイレタンクの蓋まで元通りに戻せたら止水栓を開けていき、丁度いい水量で止めたら完了です。
洗剤残りが気になる場合は、水量調節ついでに何度か洗浄ハンドルを回して水を流しましょう。
まとめ
ちゃんとトイレ掃除をしているのに臭いがしたり便器内が黒く汚れてしまう場合は一度タンク内を掃除してみるのがオススメです。
掃除用具も家にあるもので掃除でき、時間も労力もそれほどかかりません。
また、一度隅々まで綺麗に掃除してしまえば後はそれを保つだけなのでラクチン。
洗浄剤もよく見かけるものからお洒落なデザインのものまでいろいろあります。
そのためにも年に1度は蓋を開けて、隅々まで掃除したいものです。
それではこの辺で~!今日もありがとうございました○┐
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